ご挨拶
第9回田原アショフシンポジウムを開催するにあたり一言御礼とご協力のお願いを申し上げます。
田原淳先生は心臓刺激伝導系を見出した日本が誇る心臓学者であります。最近不整脈分野ではプルキンエ細胞が再度脚光を浴びているわけですが、先生の業績の偉大さを改めて実感しております。
この委員会では、今までは、医学史を紐解き、先生の偉業を顕彰し、日独の交流を深めてまいりました。今回は、日本不整脈学会・日本心電学会の年次総会の後に、西欧諸国から来日された先生方と共に、不整脈のアップデートな話題を取り上げ討論することに主眼を置き開催することとしました。
今回取り上げたテーマとしては、自律神経と不整脈という永久のテーマを、今風の切り口で考えてみたいと思っております。
この機会にぜひシンポジウムに参加していただき、活発な討論に加わっていただき、実りの多い会にして頂きたいと思っております。皆様のご協力を切にお願いしまして私の挨拶とさせていただきます。